TEXAS BURGER

私がいかにジャンクフード好きかを露呈しているようだが、さっそく近所のマックで買ってきた。

私にサーヴされたモノは包装紙が MAC HOTDOG CLASSIC のものだったので「南無三!このバイトども、また間違えやがったか!?」と一瞬プチッときたが、どうやら大量に出ていくことで、その店舗での包装紙が底をついたようで、中身はオーダどおりのテキサスバーガだったので、まあよしとする。


さてさて、日本マクドナルドのWebに載っている画像を見ると、このくらいのボリューム感のあるシロモノだが、いざ、その中身とは違う包装紙を開いてみると...


実際に私が喰ったテキサスバーガはこうである。 このバーガーに限ったことではないのだが、実際に手にするバーガー類ってのは、どうしてこうシケった感じにフニャッとツブれているのだろうか... もちろん撮影用サンプルそのままの体裁で大量生産するなんてのは、どだいムリだってのはわかってはいるものの、もうちょっとていねいに作れないものかねぇ...パティとバンズはズレズレになっていて、三分の一くらいはみ出してしまっており、食欲減退に一役買っている。 このあたりは各店舗ごとのバックヤード連中のモラルとか腕にも依存する問題でもあるし、しょせんバイト連中にそこまで求めるというのは、ハードルが高いというものだろうか。



いろいろと思うところはあるものの、とにかく喰ってみようと口にした感想としては、たしかに各所での評判どおり、従来のマックのバーガー類とはだいぶ違ったアメリカンな味。 とはいえ、一緒に頼んだチキンマックナゲットのバーベキューソースの味とさほど変わらない感じもしたので、実は使い回してる?という邪推もなきにしもあらず。 一個喰えばだいたい満腹になるので、いつも私がやっているように、ハンバーガやチーズバーガをもうひとつ喰おうとかってのは、あまり考えないほうが賢明かも。


それにしても「テキサス」なんて謳っちゃってるが、実際の米国南部のメリケン連中からしてみれば、こんなのは極東の島国の黄色人種の考えそうな、ステレオタイプアメリカのイメージと云われてしまうような気もする。 実際、日本マクドナルドのメニュー開発については、ほかの数多の外資系企業のように、米国本部の承諾なんか得ずに独自にできるらしいから、まさにこういうのって、ときどきハリウッド映画なんかで見かける、メリケン連中の描写した日本も中国も韓国もごた混ぜにした東洋のイメージを日本人が見たときと似た感覚になってはしないかと、どうでもイイ懸念を抱いたりもする。