せっかくMacがあるのだから

WebブラウジングとメールとiTunesだけでは、なんか宝の持ち腐れな感じ。せっかくなら動画をHDで高画質で編集したい。私の認識もかなり古めかしい気もするが、そもそもMacとは、画像や動画に強いコンピュータだという印象が強い。

こんなこともあって、先日もオモチャに毛の生えたようなHDビデオカメラを買ったりしたわけだが、撮ってそのままではなにもならないわけで、どっかにデータを出力して手を加えてやるのが楽しい。とはいえ、それを受け入れる側のコンピュータが、いまのウチのWindowsだとすでにパワー不足で、まともに動画が動かなくてイライラ。こんなことで、ここはやはりMacの登場となってくる。

そんなことで先日、所用で新橋に行った帰り、ちょっと銀座まで歩いてApple Storeへ。ストアのあんちゃんに「Mac用の動画編集ソフトが欲しいんだけど...云々」と話したところ、うれしそうに飛びついてきて、こんなのを勧めてくれた。

Final Cut Express 4.0

Final Cut Express 4.0

ストアのあんちゃんが「動作環境はMac OS X 10.5.x 以降ですね...お客さまのは?あ、まだTigerですか...」とのたまって口の端でせせら笑ったように見えたのは、単なる被害妄想か。ウチのは初代MacBookなんだよ、Tigerで悪かったな?!と心の中で云ってみたりする。

実はいままで私は、ソフトウエアにあまりカネを払ったことがないうえに、仕事で使うわけでもない無形の製品に20,000円超も費やすことにまだまだ抵抗を感じてしまうのが、なんだかちょっとアジア人(というか中国人)的で自己嫌悪。さっきからAppleのサイトをなめ回すように眺め、「今すぐ購入」を押してしまいそうになる衝動と格闘している次第。