妙に気になるクルマ

本日、急に思い立って、クルマのディーラを冷やかしがてら三軒ハシゴ。いまのわが愛車の販売店であるネッツトヨタにも行って二台試乗してきたが、なんというのか最近、これならっ!というのに巡り会わない気がする。環境性能や装備などはたしかによくなっているのだろうが、その一方で、ヒトを惹きつける魅力のようなものが決定的に欠けているように感じ、ここ最近クルマがぜんぜん売れていないというのも、さもありなんといったところである。

三軒目に訪れたのは、いつも行くショッピングモールと同じ並びにあるBMWのディーラで、これまでは車中から眺めるだけだったその店舗に、本日はじめて中に入ってみた。行ってみて初耳だったのは、英国車だとばかり思っていたMiniというのは、いま現在はBMW傘下にあって、製造もドイツで行われているのだとのこと。

また、そこに並んでいる車両すべて中古車だというので、ココは厳密にはディーラではなく、中古車展示場ということになるわけだが、どれもが程度のよさそうなクルマばかりで、いわゆるそこらにある、お世辞にもキレイとは云えない国産車の中古車屋とは、ちょっとそのオモムキを異にする感じだった。

そこに並んでいたなかで、ひときわ目に留まってしまったのが、この MINI Cooper Convertibleという車種。このボディカラーはホットオレンジという限定色らしく、たしかに現行のラインアップには並んでおらず、ダッシュパネルやシートにもボディと同色のデザインが施され、しかも屋根がボタンひとつでオープンするギミックが、妙に気に入ってしまった。

とりあえず今日はビデオカメラを持っていなかったので、ケータイの動画機能で撮影しておいた。
http://www.youtube.com/watch?v=JyHZiFF78vU:movie:H240
このクルマそのものは、現在車検切れになっていて公道に出られないとのことで、今度の週末に、同車種に試乗させてもらうことにして店をあとにしてきた。