FLSTF純正サドルバッグ - 完結編 -

思いのほか手こずった末、ようやくボルトの通しかたのコツをつかむことができ、あとの作業はすんなりと進む。
これが完了すれば、ほぼ車体全体のスタイルが、かねてより目指していた完成形となる。
作業は暗くなってからもしばらく継続し、とりあえず最後まで自力で完了、ディーラに頼ることにもならずに済んだ。
電動工具やソケットレンチセットなどいったイイものは持っていないので、すべて手作業でスパナを回し、さらにほとんど中腰の姿勢をとっていたことで腕や腰が筋肉痛になり、すっかり疲労困憊。



翌朝はとても暖かい好天に恵まれ、まさにバイク日和ということで、ちょっとひとっ走りの前に完成の様子を撮影。
こんな感じで取り付けられ、やはり社外品とはそのフィット感に大きな差を感じられる。
購入前にいちばん心配だったのが後部ウインカとの位置関係で、製品によっては干渉しないようにウインカを後ろにずらすキットが別途必要だったりもするのだが、それもうまく避ける形状となっており、やはりコレにしてよかったと大満足。


バッグとシートのデザインは同じモチーフになっており、純正品ならではの統一感がある。


前日の作業序盤で手こずったETC本体についても、再度結線をし直して問題なく動作を確認。
ケーブルもうまい具合にサドルバッグの内側まで線を引っ張ることができ、マジックテープで固定することで、ETCカードの脱着が以前より容易になった。
ETCの箱の右側にぶら下がっているのはバッテリから電源が供給されている12V電源のシガーソケットで、以前に知人にプレゼントしてもらった純正品。
バッテリへの取付については、ケーブル敷設やヒューズ取付、アーシングまで作業してもらったものである。


さらにもうひとつ、マフラーとの位置関係はどうか懸念していた。
とても高温になるので、接触すると焼けて傷んでしまうが、それもさすがによく考慮されて、充分な隙間ができるつくりになっている。



だいたい撮影にも満足し、わがヤサのエリアについ先日オープンしたらしき、ドライブインスタイルのスターバックスまで出向いてみた。
いろんなカフェはあれど、こうして駐車スペースが併設しているところは少なく、そういう点でココは最近の私にとっては最高のスポットになっている。


このスタイル、まさに完成形に到達して、私はかなり自己満足で悦に入っている次第である。
これで、いつかきたるルート66走破にも充分耐えられる車体となったに違いない。


FLSTF純正サドルバッグ編 - 完 -