ナビとは元来、ポータブルなものらしい

カーナビを使うようになって久しいが、そもそも日本ではクルマのオプションとして導入されているものだから、ダッシュボードのコンソールにきちっと収まって、オーディオなんかと一体型になっているモノ...という観念が、知らず知らずのうちに、私を含めた多くのドライバの意識にすり込まれているらしい。
ところが二輪で使うとなると車体への埋め込みというわけにもいかず、かといって世の中にはこうした技術があるのに、二輪では使えないというのはなんとも口惜しい。
そんなことで、ここ数日で私の中で急に関心事となってきたのが、持ち運び可能なナビゲーションシステム。
いろいろ調べてみると、専用機としてイチオシとされているのが、この機種だそうである。

SONY パーソナルナビゲーションシステム NV-U2

SONY パーソナルナビゲーションシステム NV-U2

売店で実機を少しいじってみたが、画面の認識性も高いし、操作感や反応も申しぶんない。
しかしいかんせん、本体だけで60,000円ほどもかかってしまうというのが、いただけない。
こんなものはあれば便利だが、あったとしても年に何回使うのだろうか...と考えると、おいそれと購入には踏み切れない。

そこで、手持ちのデジタルモノで...と発想を転換してみると、すっかりほっぽらかしになっているPSPがあるではないか。
こんな私の関心を待ち受けていたかのように、ちょうどこんなソフトウエアが発売されたという。

MAPLUSポータブルナビ2 - PSP

MAPLUSポータブルナビ2 - PSP


もちろん、これ単体ではなんともしようがないので、こんなアクセサリも購入。
これを手持ちのPSP本体にこんな感じに取り付けてやることで、宇宙からのGPS電波を受信してナビゲーションシステムとして活用することができる。
ソフトウエアと併せても14,000円あまりで済むので、コストパフォーマンスも高いかと。

この秘密兵器は実運用にどの程度耐えるか、さしあたっては一昨日に開通したという「東京SMOOTH」を蹴飛ばしがてら、検証してみることとする。