ステキなコース

休日は早起きして、午前中に鉄馬に跨ろうと思うのだが、どうも寝過ぎてしまったり、起きてもウダウダしてしまったりで、なかなか成就していない。
昨日の土曜も知人宅ですき焼きパーティが催されたこともあって、昼過ぎには出立せねばならず、なんだか時間が中途半端にて結局乗れず。
そんなこともあって、今日こそはと意を決して万障繰り合わせて準備にかかる。

実は先日、クルマでクリーニング屋へ行った帰り、いつもと同じルートでただ帰るのはつまらん、と遠回りして帰ったところ、緩やかなワインディングと長い坂があり、さらに道の両端に並木がキレイに立ち並んでいる道を見つけ、次回はココを鉄馬で流してみようと思っていた。
ロケーションとしてはわがヤサから5km圏内なので、手軽に出向くことができる。

しかしこの日は天気こそよかったものの、冷たい北風が強く、なかばガマン大会の様相を呈したような寒さではあったが、とにかくその場所を目指してみる。
前回とは逆方向から向かっていることで、なかなか場所を特定できず、挙げ句の果てには有料道路の入口のところに出てしまい、手前で慌てて側道に入って回避したりと、ほかの関係ない、どうでもよい道をあちこちウロウロ。
普段のクルマの運転で、いかにナビに頼り切っているかをあらためて実感。


からくも目指す場所に到着して、何度か往復してみる。
うん、なかなか思ったとおり、単純に走って楽しい道である。
春先などは緑に囲まれ、ある種ファンタジックな雰囲気になるだろう。
いろんなバイクblogなんかに掲載されているようなのをマネして、こうしたショットを作ってみた。


何度か往復しているうちに、さすがにカラダの芯から冷え始めてきたので、そろそろ帰宅すべく、またまた来た道とは別のルートを散策。
この周辺は水田と用水路で占められた一帯で、その間を縫うように車道が比較的まっすぐ通っている。
見通しもよく、ほかのクルマや歩行者も見あたらないので、気兼ねなく思いきり飛ばすことができ、これまた楽しい。


そんな折、「おいしい珈琲を...云々。 この先200m」との幟を見つけ、どんなものか見に行ってみようと足を延ばすと、そこはこんな店。
このエリアにはあまりに似つかわしくなかったが、カラダも冷えたことだし、熱いコーヒーで暖まろうと寄ってみることにしてみた。
店に入ってみると、なかなか本格的な珈琲店
生豆の状態でカゴに入れていろいろな種類が展示してあり、好きなものをその場で焙煎して持ち帰りにしてもらえる。
それゆえに、市販のものに比べればずいぶん高めの価格設定ではあったのだが。


ちょっと小腹も空いていたので、ケーキセットなど食してみた。
いつもはこんなのは喰わないのだが、これはこれでなかなか美味いケーキだった。
幟を出すだけあって、コーヒーもさすがに美味い。

ここで小一時間ほどゆるりとし、さらにさっきのコーヒー豆についつい手を出してしまった。
偶然とはいえ、今回はなかなかご機嫌なスポットを発見。
意気揚々とヤサへ戻った。