ライスカレー

フジテレビ開局50周年記念DVD ライスカレー

フジテレビ開局50周年記念DVD ライスカレー

いつものTSUTAYA DISCASでリストされているのを見かけ「お、懐かしい」とさっそくレンタルし、いま現在夜な夜な視聴中。
23年前の1986年に初回放送された当時は、途中をちょっと視ただけだったので、出演者がだれだったかという部分は妙に憶えているものの、どういういきさつでカナダに行くことになったのか、ケンジとアキラはどうして放浪しているのか、最後はどうやって終わったのかなどといった、ストーリーのほうはまったく憶えていない。 なんせ当時はHDDレコーダはおろか、VHSのビデオデッキも未導入の家庭だったということもあって、視逃したらもうそれきりだったので、最終回も視なかったと思う。

今回、きちんと最初から視て「ああ、そういうコトだったのね」と初めて合点がいった次第。 視ていて感じるのは、昨今のドラマシリーズの多くとは、明らかに流れる空気感が違うこと。 社会背景も風俗もいまとはかなり違うこともあって、全体的に地味ではあるが、良質であることは間違いない。


ちなみに、このドラマに出てくるBJってのが、この二年後に甲斐のお館さまを演じたわけだが、私が彼を初めて見たのもこの「ライスカレー」だった。 当時、弱冠27歳で武田信玄を演じていたということで、今年の天地人の彼よりも年下だったというのがちょっと驚き。 これも時代が違うから直江兼続が幼く見えるのか、それともそれだけ自分が歳を重ねたことによるものか。