リトルカブ エンジンオイル交換

この七月からゲタがわりにしているわがリトルカブだが、走行距離は早くも800kmあまりということで、そろそろオイル交換の時期。 そのくらいなら自分でできねばと思い立ち、交換の要領をWebで探してみると、みなさんいろいろ親切に書いてくれており、インターネットとはなんとも便利なモノよと再認識。
取説には「エンジンオイルは定期的に交換してください」とは書いてあるが、交換のやり方までは謳われていないのは、シロウト風情は手を出さず、ディーラに持って行けという意味なのだろうか。

そういえば10年くらい前まで乗っていたJOGでも、オイルを継ぎ足したりしていたんで、エンジンオイルくらいなら、特段バイク専門の店に行かずともホームセンタで売っていたことを思い出す。
ところでホンダのエンジンオイルとはどんなラインアップなのだろうかと見てみると、こんなにあるようで。


結局、わがヤサ界隈のホームセンタには、最低ランクのG1しか置いておらず、2りんかんへ行ってみるとG3までは棚に並んでいたので、そんじゃG3を入れてやるかと思ったが、さすがにいささか高額。
とはいえ、G1ではなんだかシャクにさわるので、真ん中を取ってG2を買って帰る。

また、なんといってもいちばん難儀なのが、抜いた古いオイルの処理の問題だが、こうしたオイル廃棄箱が普通に売られていて、可燃物でフツーに廃棄処分できるそうである。



さてさて、ではさっそく作業開始。まるで排泄行為が自力ではできないヒトのような様相になってしまうが、こんな感じで廃棄箱を下に置き、古くなったオイルを排出させる。

オイル排出中の様子を動画にて。
[http://www.youtube.com/watch?v=pfiis1DF2LE:movie]



かくして出し切ったオイルは、廃棄箱に仕込まれている化繊と思しき物体にこんな感じに吸収される。
見ているとなんだか吐き気がしそうなほどキタナイ。


ここまで済んだところで、オイルを出した下部のドレンボルトをまた締めないとイケンのだが、緩めるときはフツーのプライヤでカンタンにできたものの、締めるとなるとどうも力が入らず、うまくいかない。
なんとかそれナシで済ませようと思っていたがいた仕方なしと、このためだけにしか使わないだろうメガネレンチを買いに行く。
せいぜい500円くらいだろうと思っていたら、2りんかんでは2,000円弱もしやがって、ちょっと高すぎない?などとひとりで毒を吐きながら、結局ふたたびホームセンタに行き、1,200円くらいのを泣く泣く買うハメに。
コレを書きながらよく考えたら、もしかしたらクルマの車載工具に入ってるかも...!などと思い至ったので、入っていないコトを願うばかり。


また、ホントはこれもアリもので済ませようと思っていたのだが、1リットルのオイル缶から規定の0.6リットルを注入するための計量ポットも300円くらいで購入。
こんなの買わずになんとか計れないかと思案を巡らせたが、空きのペットボトルは捨ててしまったばかりだし、まさか目盛つきの調理道具にオイルを注ぐわけにもいくまいし。


ま、こうしたものは今後もずっと使えるし、ウチのタスマニア・グリーンのオイル交換もできようと気を取り直し、オイルを0.6のところまでドボドボ...というよりトクッ...トクッ...とある程度粘度のある感じに注ぎ、


カブのオイル注入口に注いでやり、作業完了。
はじめてのオイル交換作業は、紆余曲折の末、どうやら無事完了。
次はもっとスムースにできるだろう。