懐かし映画
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2001/04/21
- メディア: DVD
- 購入: 4人 クリック: 237回
- この商品を含むブログ (114件) を見る
なんとも荒唐無稽な内容で、そんなこたぁありえねぇと思いながらも、思春期まっただ中のローティーンには興味津々。その当時、主演の二人がだれだかなんて、知りもしなかったし興味もなかったわけだが、先日、ふとしたことでこの映画のことを調べてみたところ、オトコの斎藤一夫を演じていたのが尾美としのりだというのはなんとなく知っていたが、オンナの一美を小林聡美が演じていたのを知って「あ、そうだったんだ!」と小さな驚き。
断片的な記憶によれば、あのとき一美は何度かおっぱい見せてたなぁ...あれが小林聡美だったのかぁ...ちょっともう一回視てみたいなぁ...と発想するあたりがなんとも短絡的で、さっそく映像ソフトを探し始める。
1982年公開ということで、なにせ27年も前の映画。DVDになってはいるようだが、はたしてレンタルにあるかと手を尽くして探すも、どうも見あたらない。ヤフオクにも出品されてはいるが、なんだか妙に高額。そんな中古品買うくらいだったらAmazonにあるじゃねぇか、と、結局買うハメに。ウチのにも「え?!買ったのぉ?」と云われる始末。
さっそく視てみたところ、たしかに小林聡美が出ていて、当たり前だが若々しい。私のかすかな記憶も間違っていなかったようで、ところどころで上半身をはだける場面も。ふたりとも非常に荒削りな演技で、あのとき感じた荒唐無稽さは健在ながらも、なんだか自分も中学生のときに戻ったような気分に。
そういえば、26年前にテレビ放映されたあの日の翌日、クラスの女子のケイコたちが「あんな映画勧めるなんて、先生の趣味もちょっとねぇ...」などと、その取り巻きとささやき合っていたのを思い出す。当時の担任は、体育会系の熱血っぽいところがあった新任教員で、私たちのクラスが初の担任ということで、ただでさえ扱いづらい年ごろの中学生のハートをキャッチしようみたいな思惑があったのだろう。だいたいケイコ、オマエだってなんだかんだ云って、興味津々で全部視たんだろが?と思ったものの、もちろんそれは口には出さずにいたのは云うまでもない。