Tokyo Motorcycles Show へ (Revised)


東京ビックサイトへ行ってきた。
前回は、このイベントの開催そのものの情報をミスして行けなかったので、まさに雪辱戦とも云えよう。


ほかのヒトがやってるいろんなバイク関連のブログなんかでもたいてい、この看板の画像は載っており、人間、感じることや考えることに、さほど大きな差がないということか。


建物の中に入ってエスカレータを下っていると、ステージで神主みたいのが、お祓いみたいのをやっているのが目に入った。
そういえば、わがFLSTFについては、納車してからお祓いしてなかったなぁ...などと思わされてしまった。


そもそも、わざわざ平日に行ってきたのは、11:00から始まる、このクイーンスターズのデモ走行を観たかったからなのだが、この開始時刻をすっかり勘違いしており、私たちが行った13:00過ぎにはとっくに終わってしまっていた。

こうしてそれほど日を置かずに動画がアップされて、ありがたい限りではあるが、やはり目の前でナマで観たかったので、こればかりはとても悔やまれた。



嘆いてばかりいてもどうしようもないので、気を取り直して、各バイクメーカのブースをハシから順番に回ってみる。
ホンダ、スズキ、カワサキBMW Ducati Triumph などなど、おなじみのブランドを冠したブースが立ち並ぶ。


ホンダのブースには、現在かなりの関心事となっている、アンテナと本体が一体型となったETCユニットをつけたサンプル車両が展示されており、これは写真では見たことあるが、実物を見るのは初めて。
ETCカードの抜き差しが手元でできるのはやはり便利そうだと思いつつも、ハンドルバー付近にこれがずっとあるのは、ちょっとウルサイ感じも。


また、同ブースには参考出品としてこんな車両が。
"fury"という車名らしく「いかにも"American Chopper"を彷彿とさせるたたずまい」と賞賛する意見が多いようであるが、私としては正直「アメリカンはアメリカのメーカが作ればよいのであって、こーいうコトしてるとまた"サルマネ日本人"って云われるんじゃないの?」と思ってしまった。


くだんのH-Dについても、もちろん立ち寄ってみるのだが、なんだか一昨年のモーターショウのときのほうが力が入っていたように思われ、ずいぶんおとなし目な感じで、しかも現行車種がすべて展示されておらず、ずいぶんあっさりした印象。


かの社のこの時期の目玉ということで、Sportster 883 Iron というオールブラックの塗装が施されたモデルが、回転するお立ち台の上に展示されており、しばらく撮影。
なかなか引き締まった、非常にクールな印象のマシンである。

ぜひともHQボタンを押して視てほしい。



こちらはTriumph Bonneville SEという英国のモデルで、妻が欲しがっている第一候補の車種。
欲しがるのはイイが、その前に免許だろといつも云っているのだが...


いまいろいろ取りざたされている BMW Motorrad K1300R
ドイツ製品らしく(私にはどうもその「らしさ」はよくわからないが)やはりなかなか重厚な感じで、文句なくカッコイイバイクではある。



いろんな改造するカイシャなんかもブースを出していて、そこに展示されていた「ホンダの Monkeyサイドカーにしました」というもの。
50ccのエンジンでホントに大丈夫なの?という気もするが...


バイクの展示会ということで、最近の仮面ライダーの劇中用車両も展示してあった。
これは最近発売された Honda の DN-01 という車種がベースで、クラッチ操作なしのAT車両。
仮面ライダーも最近はラクしてやがるなぁ...
Hondaのサイトでも、きちんと説明されているのには感心する。



そしてデモ走行を見逃してしまった警視庁の白バイだが、こうして二台が展示してあった。
白バイにはもっと重厚なイメージを持っていたが、近くで見ると、白バイ仕様であるほかは、きわめてフツーのバイクだなぁという印象。


こんなふうにHondaのロゴを消さないあたりに、大企業と官庁の癒着を垣間見られる気がするのは、穿った感覚だろうか。



白バイに跨ってもヨイとのことだったので、こうして計器類も撮影。
スピード測定の結果が出てくると思しきプリンタのフタを開け閉めしていたら、関係者のおっさんが飛んできて「そこ触っちゃダメ!!」と怒鳴りやがった。
だったら動かないように固定しておきやがれってんだ。



このブースでは、くだんのクイーンスターズの白バイのお姉さんが、交通安全の啓蒙イベントを開催していた。


なんだかんだと見て回っていると、終了時刻の18:00になっており、充分満喫した半日を過ごしたのだった。
だいたいこんなところである。