ようやく春になった

五ヶ月ほど前に見つけたステキなコースについては、コトあるごとに走るようにしており、春になってどうなるのかを見るのが楽しみだった。

この日はGW最終日ということで、そうとう下降気味だったテンションを少しでも上向きにしようと行ってみたところ、こんな感じに。
新緑が目に眩しい。


ここ数ヶ月で行ってきたツーリングで何度か見かけた「景色のイイトコをバックに自分のバイクを撮影して悦に入るあんちゃん」の真似ゴトもしてみた。
こうしてタンクにPSPを搭載しているサマが、どうにも不釣り合いだとは思うが。


いままではずっとこんなふうに、このGPSアンテナ部分をPSP本体に直接取り付けて使っていたが、どうもGPS電波の受信感度がイマイチで、使う前に天空が見える場所にしばらく放置して電波を捕捉させる必要があったり、電波を掴んでいても、走っているコースを外れたときなどは、もう案内がメチャクチャになるなど、当初の期待をかなり裏切ってくれていた。


やっぱしょせんはオモチャなのかな...などと思いながらも、あきらめきれずにいろいろと調べてみると、その受信感度を妨げるノイズをPSP自身が発生させていることがその原因だということを知り、ホントのことはよくわからないものの、そういう理屈はかなり納得できる。
このアンテナはUSB接続だから、本体と分離させるためにケーブル接続にすればよいのでは?と普通に思いつく。
ところがこのアンテナ、電源をPSPから別系統で取っており、市販の普通のUSBケーブルで繋いでも動作しないことが判明。
シロウト考えもあっさりと打ち砕かれ、はたしてどうしたものかと、さらにネットサーフィンを余儀なくされる。

はたして、世の中にはいろいろなことを考えるヒトがいるもので、この条件を満たしたケーブルを自作して販売されているのを発見。
90cmほどのケーブルで3,000円弱と、単なる物品とすれば少々お高めな感も否めなかったが、ワラをも掴む思いでコンタクトを取って入手。
代金を決済して数日でわがヤサに届けられた。


さっそく繋いで試したところ、これが効果絶大で、起動して数秒でGPS電波を捕捉するようになった。
しかもこうしてハンドルの隙間にアンテナを独立して設置できて感度良好。
車体の振動が気になったが、そもそもアンテナ本体はとても軽量なので、たいした影響もなさそう。
これはなかなかイイ買い物だった。