買っちゃった(遡及版) = Harley-Davidson FLSTF =

すでに二週間前に納車された愛馬の画像集にようやく着手。
いつものように撮影ブースに入るシロモノでもないので、自分の生活空間が写り込んだり、ともすると被写体に自分が写り込んだりするのが恥ずかしく、レタッチに手間取る。

実際のところ、このテのモノを特集した経験がないため、正直どこをどうやって撮るべきか戸惑ったこともあって、全体的にいまひとつ「痒いところに手の届かない感じ」な画像集に終始しているのがどうにも口惜しい。


このたびは勢いにまかせ「105周年記念カラー」という設定のモデルを選択したので、タンク両脇にこうした意匠が施されている。
「五年後に110周年記念デザインが出たら、これはきっと肩身が狭くなるかもよ」などという意見もあったが。


車体左側、シフトチェンジのペダルとステップ。
カカトでもシフトアップできるので、普通の靴でも乗れるのが便利。
ただし、どっちがアップかダウンかときどき迷うのがちょっと困りもの。
また、なぜか車体右側を撮影していないが、ブレーキペダルは四輪のAT車のそれと同じような形状をしている。

なお、エンジンガードがいかにもシロウトっぽいが、倒して傷つけて泣くよりはよかろうと思い、あえて着けてもらった。


そしていきなり後輪の画像。
チェーンではなくベルト駆動はメンテナンスフリーという謳い文句。




タンク上部の計器まわりの様子。
点火系はハンドルロックと同じキーでアンロックし、ダイヤルを右に回してイグニッションをONにするので、おなじみのスタイルとは違い、運転中はキーは挿さない。
これすなわち、ダイヤルをOFFにすればエンジンを止めることはできるが、車体から離れるときにはダイヤルをキーでロックしておかないと、だれでもエンジンを始動できてしまうことになるので、これを忘れぬようにせねばならない。

ダイヤルのまわりの黒いパネルの部分には、これまたしつこく「2008年モデル」であることの表記と、さらにご丁寧にシリアル番号までが記されている。
ちなみにこの車種は4,000台生産されるうちの一台であるらしい。

また、速度計は220km/hまでの表記となっているが、ゴーストライダーでもあるまいし、だれがそんなスピードを出せよう...




スイッチ系の様子。
ウインカは左右独立となっており、さらに車体の傾きと戻りを検知し、曲がり終わると自動的に点滅が止まるのがけっこう便利。
両方同時押しでハザードランプが点滅。
この仕様はハーレー全車種共通であるらしい。
左のスイッチまわりに警笛が付いているが、まだ不慣れこともあって、左折するときに間違えてこれを押してしまい、恥ずかしい思いをしたことも何度か。

また、右側にはほかに、セルスタータとキルスイッチが付いているだけで、いままで見たことのある車体にはたいてい付いていたヘッドライトのスイッチがどこにもない。
左側にそれらしきものが付いているが、これはロービームとハイビームの切り換えのみである。
納車時に訊いてみたところ「いま現在、二輪は常時ライトONが義務づけられているので、エンジン始動と同時に点灯するようになっているんです」とのことである。



撮影した画像はこれが最後になっていたが、燃料計も付いている。
これはやはり、あったほうがなにかと安心。
エンジン停止状態では、針がエンプティのほうに下りていくようになっている。
納車時にガソリンを満タンにしておいてもらえるのは、以前買った国産車のディーラーとはえらい差だと思う。


だいたいこんなところである。