作戦進行中 - 第二段階七時限目まで -

第二段階の一時限目の、その意義がどうもよくわからないシミュレータ。 これはいつでも受けられるわけではなく、ある程度ワクが決まってしまっているため、先週の16日(日)の夕方にやっと受けることができたものの、その翌日の17日(月)はせっかくの祝日だというのに教習所が休みということもあり、この土日までずいぶんブランクができてしまった。

第二段階になると、一日三時限ずつ教習を予約できるようになるので、本作戦の早期完遂を目指す私にとっては好都合。 ただし連続で三時限の教習はできず、連続は二時限までとされており、最低でも一コマ空けることとなっている。 教習に来ている顔ぶれを見ていると、中年層もちらほら見受けられ、そういうヒトたちはみな大型二輪。 私自身はそれよりは若年とはいうものの、飛び石での三時限教習を終えるとけっこう体力を消耗するので、その世代にとっては三時間の教習がかなりカラダに堪えるというのも頷けるし、だからこそ三時限連続では予約できないようにしてあるのだろう。 こういった部分でも、いまこの時期に通い始めたのは正解だったと思える。


そんなわけで、この土日は予約可能ワクをフルに駆使し、一気に七時限目まで完了。 これからは新しい技術を習得するというよりも、交通法規を遵守しての運転をしつつ、卒業検定で実際に走るコースをひたすら練習。 所内のフィールドにAコースとBコースとの二種類の順路が設定され、検定のときは、どちらで走るかが当日発表されるらしいので、すべてマスターしておく必要がある。 昨日の二時限目から本日の七時限目まですべてBコースを走り、次回からはAコースでの練習となる予定。 それにしても最初はコースが憶えられず、合図の出し遅れや車線変更が遅れてしまったりしたものの、三時限走ったところでどうやらカラダで憶えたようである。



二輪起点 => 右折 => 信号のある交差点を右折 => T字路を左折 => 8の字 => 右に出て踏切を一時停止 => 踏切を越えて左折 => 見通しの悪い交差点を徐行 => クランク => 右に出てすぐに一時停止 => 左折して所内半周 => 信号のある交差点を左折してすぐに右折 => 一本橋 => 波状路 => スラローム => 右に出て一時停止を右折 => 障害物を車線変更にて回避し、T字路を右折 => 所内を縦断して急制動へ => 坂道発信とエンジンブレーキで坂を下る => 一時停止後、左折 => 指定速度40km/hにて走行し、二輪起点へ

文字で書いてしまえばこれだけのことではあるが、どこかをトチると次がなんだったかアタマが真っ白になりがち。
クルマの免許のときは、たしかコースを憶える必要はなかったかと思うので、その点では二輪はハードルが高い。

だいぶ慣れたとはいえ、二輪に関してはしょせんはシロウトゆえに、教習中はいろいろと注意を受ける。 昨日の一時限目のとき、「正しい手順でエンジンを停止して降車」と云われ、うっかりギアをローに入れたまま止めてしまい「云いたかないけど、そういうコトは免許取ってからやるように」と注意される(ま、別にわざとやったワケじゃないんだがなぁ...と思いつつ素直に「ハイ」と答えておいた)。
ほかにも、思い出してみるといろいろあった。

  • 狭路から低速で出て右折するとき、ときどきバランスが悪くなり、右足をついてしまうことが何度か(本番ならこれで検定中止、不合格に)
  • 右左折したあと、ウインカーを消し忘れてそのまま走っている
  • 停止するまでにギアをローに戻せていないことがある
  • 一時停止はきっちり停まる(実際、クルマのときはゆるゆると出てしまうのでクセになっているのか)
  • 車線変更時に後方目視するのはよいが、完全に前に向き直る前に進路変更を始めてしまう(これもクルマではそうしているような気がする)
  • 一本橋は10秒以上を保持して渡り切ればよいのだから、いたずらにタイムを稼ごうとしてバランスを崩しては意味がない

これらについては、いちおう本日の最後までに克服したので「ま、もうだいぶイイですよ」と云われて意気揚々と教習終了。


ついでに、先日休み時間に一服しつつ撮影した、実際に教習で乗っている HONDA CB750 の画像を貼っておく。 聞くところによると、もっともオーソドックスで乗りやすい車種であるとのこと。

ちなみに、普通二輪で使われているのは、このキレイな青い HONDA CB400 Super Four である。 なんでも、昨年末にすべて新車に入れ替えたものらしく、とても新しい感じ。 750とどの程度違うものか、一度乗ってみたいものだが...


さてさて、規定どおりいけば残り10時限となったが、うち二時限はまたまたシミュレータと座学なので、実際の技能講習は残すところすでに八時限となった。