ひさびさの徹夜麻雀

勤務先を早々にあとにし、付近の雀荘へ。
当初は電車の動いているウチにお開きにして帰る予定だったが、結局キリのよいところで終わらず、"ALL THROUGH THE NIGHT"となる。

トータルで六半荘、時間にして10時間の長丁場となった。
最初の半荘で二着、二半荘目でトップを取って、なかなか幸先よいかな、と思っていたのもつかの間。
三、四半荘目ともに私はハコ(すなわち持ち点がゼロ以下になる)となってしまった。

徹夜が確定した時点で、帰りが朝になる旨をヤサに連絡したのがゲンが悪かったのか...などと責任転嫁をしてみても詮なきこと。
とにかくこういうときはひたすら風が向いてくるのをガマンして待つしかないのである。

五半荘目、風はふたたび私に向かって吹いてきた。
萬子の「一二三三三四五六七七八九九」状態で聴牌、運良く「八萬」を自摸って「清一色一気通貫一盃口」倍満16,000点を獲得。
この和了でまわりを完全に意気消沈させた。

そして六半荘目、配牌からかなりの頻度で翻牌が入っていたこともあり、のみ手をほとんどとした細かい手でちょこちょこ上がり続けることでトップ目をキープし、どうやら逃げ切った。

はたして雀荘を出たのが、すでに夜も明けた5:00am過ぎ。
家路への電車であっというまに眠りに堕ちてしまい、最寄り駅を寝過ごすことなんと六回。
うち二回は両端の終点まで行ってしまい、とてつもなくブルーなる。
ようやくヤサからの最寄り駅で降りることができたものの、このときもハッと気づくとすでに電車は駅に着いており、あわてて人混みをかき分けてやっとフォームに降り立ったという、かなり薄氷を踏む思いだった。