「日本で一番高いところにある駅」周辺散策

ココへ行こうという計画に乗ってきた。

かの大手製菓メーカによる、チョコレートをベースとした飲食物を出すカフェである。

エントランスの脇には、こんな凝ったものがディスプレイしてあり、近くに行くとチョコレートの香りが漂っている。

初めて見るのだが、本社と思しき社屋に隣接していた。
すでに門松が飾られているというコトは、この会社は今年の営業はもう終了してるのか?
しかしまだ、竹の上の方を切り落としていない。
これについてちょっと調べてみたところ、実は正月飾りというのは、古式には「正月事始め」とされる12月13日から準備するのだとのこと。
現在では27日、28日あたりが一般的とされているが、29日は「二十九(にじゅうく)」という音から「二重苦」を連想させるので嫌うということらしい。

ココに一番近い駅は「京橋駅」である。
出口番号を書くほど私も気が利かないので、興味ある方はご自分で調べられたし。


日もとっぷり暮れ、メシも喰って満足した帰りに「東京ミレナリオ」を見ながら東京駅まで歩く。
こういうものをナマで見るのは初めてだが、なかなか圧巻である。
人間がこうした光の装飾に惹かれるのは、自然界において弱い存在だったころの太古の記憶が、いまだに本能に刻まれているからなのだろう...などと詮もないことを考えてながら眺めてきた。
それにしても、このあたりはものすごいヒトの数が群をなしていた。


帰りの地下鉄フォームでのショット。
このローマ字表記がずっと前から気に入らない。

なぜ、"o"の上に長音を示す棒をつけるのか?
それだと音声学的には「トーキョー」になるだろうが!とこれを見るといつも思う。
英語圏の人間は、黙っていても
"o"を「オ」ではなく「オウ」と発音するのだから"Tokyo"と書いておけば自然と「トウキョウ」となるのに...
ということで、この活字がカッティングシートだったら、二本の長音の棒をツメで引っ剥がして撮影してやろうと思った。
しかし敵もさるもので、しっかりとプリント処理になっていやがった。