PSPが届いた


12月22日(水)22:20も少し回ったすっかり冷え込む時分、佐川急便のお兄さんが白い息を吐きながらこれを持ってわがヤサの玄関に現れた。
こうして箱から撮影するあたり、私の嬉々とした心情が反映されているということである。


しかしいまの宅配サービスってのは、時間もクソもあったものじゃないのね...と思わされるこの時間指定表示ラベル。
たしかに仕事のある日中に持ってこられても受け取れずに二度手間になってしまうので、こういった夜間配送というのはありがたい。
それにしても、24:00を過ぎてから持ってこいと云えば来るのだろう。
そんな時間帯だったら、もう明日でイイでしょ?と私は考えてしまうが、こうでもして同業他社との差別化をはかっていかないと業者間の競争に生き残っていけないのだろうか...




さっそく箱を開けてみる。
自分で自分に送っておきながら「プレゼント包装」にしてみたので、なにがしかクリスマスチックな包装紙に包まれているのかと期待したが、実はそういう意味ではなく、納品書に金額を表示しないというだけのコトだったらしい。
納品書には「販売店印シール」なるものがついていて、ユーザが各自でこれを保証書の販売店欄に貼り付けろということらしい。
昔は機械モノを買うと、レジでゴム印を捺いてくれていたモノだが、時代は変わったものだ。


段ボールからパッケージを取り出してみる。
ようやく店頭でダミーで置かれていたあの箱がわが手元に来た、と実感。
箱の底面に保証書が印刷されている。
しかしこういうモノは、たいてい保証期間が切れてから故障したりしがちではあるのだが...

いよいよパッケージをオープンして中身とご対面。
こういうモノの場合、最初はたいていごちゃごちゃしたモノとの対決になるのは覚悟できているので、さして驚きもしない。

ほら、オメェらもとっとと被写体になりやがれ!と撮影ブースにぶちまけてやる。
取説以外の、これらリモコン、メモステ、ハンドストラップ、キャリングポーチに関しては、このバリュー・パックとしての付加価値である。

じゃまなこまごました付属品を取り除き、さらに開けてやると電源ケーブルとこんな段ボール製の包みが出てきた。

この組み合わせが標準のセットなのだろう。
左が本体、右がバッテリーパックと充電用のACアダプタである。




何回も開けて開けて、ようやく本体とご対面。
こういうふうにすると、なんだか私の好きなマックのアップルパイのようでもある。

タバコと並べて大きさを比べてみる。

ウラ返しにして、まずはバッテリーパックを装填。
PSPのロゴのある丸いところが手前に開いて、ここにUMDというメディアを挿入するようになっている。

初の火入れ。
いろいろな初期設定のなかで、ネットワークゲームなどで使われるニックネームを登録してやる場面がある。
画像のとおりに、馴染みのものを登録。
ちょっと恥ずかしいが。

PSPでは最近のソニーものではメジャーとなった「クロスメディアバー」というインターフェイスが採用されている。
いろいろな機能を視覚的に簡単に選択させるというシロモノ。
これを動かしているだけでもけっこう楽しい。
しかしパッケージの画面は青地なのに、なぜ私のは赤地なのか。
これを変更する術が、いままだわからない。

付属品のポーチに収納してみる。
ぴったりとしていてなかなかイイ感じであるが、単体で2,000円もするというからちょっとぼったくりの感もある。
持ち運ぶときにハダカでカバンに入れると画面に傷つきそうだし、やはり必需品といえよう。
そしてこうして半分だけ出してやると、やはりマックのアップルパイっぽい。

だいたいこんな感じである。