17:07 夏期休暇総括
行ってきた父の実家のことを。
- そこは携帯電話の電波もロクに入らないような超田舎。
- (しかしカーナビで番地指定するときちんと場所特定はされたのが驚きだったが)
- 小学生のころは毎年夏休みにはひと月近く滞在していたものだが、最近は法事でもないと行くこともなく、最後に行ったのも五年前のこととなる。
- 当時から変わっていることと云えば、せいぜい酌み取りトイレが水洗に変わっているくらい。
- 一番近いコンビニまで6km、高速のインターチェンジもクルマで30分はかかるという立地条件。
- 夜になるとクルマもほとんど走っておらず、静寂が支配しているとはまさにこのこと。
- 空気が澄んでいるものだから、空には東京で見る倍以上の数の星が見える。
- そこには祖母と伯父夫婦とその息子(私の従兄弟)夫婦とその子供が住んでいる。
- 伯父夫婦が農業を営んでおり、先日訪問した時期は茄子の収穫時期で、大量にJAに出荷するというので朝早くからてんやわんや。
- 従兄弟夫婦は農業は継がず、それぞれ会社勤めをしている。
- 会話のほとんどは早口の方言が占めている。
- 両親がそれを喋っているのを聞いて育った私ですら、100%理解できるかというとはなはだ疑問。
- ましてや一緒に行った妻などは、おそらく半分もわからなかったのではないかという状態だった。
- こんなことで、毎日を喧噪の中で過ごすこちらから見ると、ほとんど別世界に感じられ、ある意味羨ましいとさえ思ってしまう。
- しかしそれは、ときどき行って見ているから、もの珍しくて新鮮に感じられるのであって、永住するとなるときっと不慣れでストレスを感じることだろう。