さようなら、吉野屋の牛丼

KK341G2004-02-10

やはり今日はミーハチックに、吉野屋で末期の酒ならぬ牛丼を喰ってきた。
普段はなんとも思わずに喰ってるけど、喰い納めかと思うと感慨もひとしお。


ちょうど混雑の谷間に行ったようで、店内はわりかし空いていた。
特盛はないので、大盛にサラナミを頼んで特盛相当にして喰う。


いつも喰ってるのと若干味が違うような気がしたが、そんなことは気にせずに、こみ上げる寂しさを噛み殺しながら喰う。


喰っているとどんどん客がやってきて、牛丼弁当を求めて行列を作っていた。
そしてわれわれが店をあとにするとき、店員が「牛丼なくなりました」と書いてあると思しき貼り紙を入り口に掲げていた。
それを前に立ちすくす何名かの客の姿を横目に見ながら、今日牛丼にありつけたささやかな幸せを実感するのだった。