ウルトラ警備隊?!

毎日新聞
ウルトラ警備隊:情報労連が隊員募集…環境保全へ2万人超

ウルトラ警備隊への加入を呼びかける情報労連のポスター ウルトラ警備隊募集−−。NTTやKDDIなど通信産業の労組で作る情報労連(森嶋正治委員長、22万5000人)が、組合員にこんな呼びかけを始めている。ウルトラマンシリーズの制作で知られるテレビ映画制作会社「円谷プロ」とタッグを組み、環境保全など社会貢献活動に取り組む。「地球を守る」を合言葉に隊員はすでに2万人を超えたという。

 ウルトラ警備隊プロジェクトは、昨年ウルトラマン制作から40年を迎えた円谷プロが、初代制作者から受け継がれた「地球を守る」という番組のメッセージを形にしたいと考えていたことと、労組による社会貢献活動の活性化を模索していた情報労連の思いが一致して始まった。これまでテレビの中だけだったウルトラ警備隊を実体化させるアイデアが浮かんだ。

 具体的には、ウルトラ警備隊のホームページ(HP)を立ち上げ、隊員登録を受け付ける。登録した人は、エコバッグを受け取りレジ袋削減の取り組みに参加する。その他にも、情報労連の総支部や単組が取り組んでいる中国の砂漠地区での植林やインドネシアでの井戸掘り活動などの取り組みを同隊の活動として警備隊のHPで紹介する。

 隊員募集の呼びかけに組合員の反響は大きく、「ウルトラ警備隊に入るのが長年の夢だった」「隊員になったと言ったら子供が尊敬の目で見てくれた」など好評。今後、環境問題などを切り口に、組合員以外の市民も参加できるイベントや運動を検討し、組合員以外の隊員登録も行い、大きな運動にしていく方針だ。

決してこの取り組み自体を否定するするものではないが、最近のオトナ(?)って、こういうコトでモチベーションを与えてもらわないと実行に移せないの?と思えてしまう。
これに限ったことではなく、特に目に付くのはパチンコの台。
そもそもあれは娯楽だというのに、それにもこのテのキャラクタをヒモづけてやらないと遊ぶこともできないの?と云いたくなる。

結局のところ、昨今の世の中の、あまりの情報過多によるイマジネーションの著しい欠如がその原因だということでまとめられてしまいそうだが。

なお、「ウルトラセブン関連グッズを収集しているオマエに云われたくない」と云われるかもしれないが、それとこれとはまったく別の問題だとしておきたい。