ひさびさに高熱が出た

前の晩からどうも調子が悪いと思いながら帰宅すると、脚腰が痛くて痛くて、もう立ち上がることもできなくなってしまい、メシも喰わずに寝てしまった。
いちおう翌日はいったんは出社したものの、夕方までガマンできそうもなかったので、昼にて退勤。
その足で病院へ立ち寄り、熱を測れと云われて測るとなんと39.4度と、ココ10年くらいの間では記録更新の数値が。
なんとなく熱はあるな、と思ってはいたが、こうしてはっきり数字を見せられると、ショックは倍増、一気に重病人の気分に。
病院で受付を済ませ、待つこと一時間弱、ようやく診てもらえることに。
医師はこともなげに「まあ、インフルエンザでしょうね。いままた流行ってるんですよ、昨日から何人か来ましたし」と云う。
鼻の奥に綿棒のようなモノを突っ込んで粘膜を採取し、それを検査することで陽性かどうかわかるのだという。
またまた待つこと20分あまり、はたして「出てますね、A型ですね」と医師はちょっと嬉しそう。
タミフルっていう薬が特効薬ですけど、これはいまの報道でもいろいろ云われているように、副作用が云々...」
さすがに幻覚が見えたり、意識が錯乱してマンションの屋上からダイブしたりするという事例を聞かされると、服用も怖い。
「まあ、オトナは大丈夫です。私がもしインフルにかかったら、飲みますね」と医師は云う。
「注射一本打って治すみたいのって、やってくんないんですか?」と訊くと、「いまそんな医療をしたら、訴えられちゃいます」だそうである。
かくしてタミフルを処方してもらってこの二日間床に伏していた。
今日で三日目になり、だいぶラクにはなったので、こうして記録をしたためてみる気になった。