挿し込み口が足りない!

SONY AVセレクター SB-V41D

SONY AVセレクター SB-V41D

CATV、HDDレコーダ、PS2WiiとすべてをD端子接続したいところだが、AQUOSのD入力は二系統しか装備していないので、おのずとこういったアイテムが必要となってくる。
私はできるだけ店頭で実物を見て買う派なのだが、実際なかなか置いているところがなく、やむなくAmazonにてクリック。
(AVセクターとあるが、これはもちろん「セレクター」のミスタイプであろう)
2007/02/18追記
クリックしてなか一日にて現物が届いたので、そこまでするほどのことか?と思いつつも"Unpacking"の様子を。


少し前に某家電量販店で見かけてはいたが、そのときは充分なリサーチをしていなかったこともあり、8,000円台という価格設定が高額に感じられたため、いったん手に取ったものの、また棚にもどしてしまった。
今回、この程度のモノを特集するコトにことさらに執着したのも、たいていは直感的に選んで購入してしまう私にしては珍しく、購入前に充分に調べたというコトによるものである。

フタを開け、さっそく本体とご対面。
パッケージに小さく刷ってあるテキストを見ると、2006年製の製品であることがうかがえる。
私のように大型液晶テレビを購入して急に映像環境の水準が向上したことで、映像をより鮮明にできるようになったかたわらで、テレビに繋ぐ機器の数も多くなって入力端子が足りなくなるという現象が発生していることに対応して開発されたのであろう。
もちろん、カネに糸目をつけないのであれば、こんな高級アイテムを選定するところだが、いまのところはさしあたってこれでヨシとする。

前面ボタンの対応をわかりやすくするためということだろう、こんなラベルが付属している。
ただし、表記が現況とジャストではないし、経年劣化で汚くなることが目に見えているので、私はこういうものは通常は使わない。
そもそも、あのカラスだって数を三つまでは数えられるというのだから、たかだか四つくらいで憶えられないようでは、コイツの接続すら怪しいものだ...などと云うと反感を買うだろうか。

この手のアイテムを紹介するなら、やはりバックパネルがどうなっているかを掲載しないと、ホントに調べているヒトにとっては意味がない。
いちばん右が出力となっているので、こことテレビのD端子とをケーブルで繋ぐ。
あとは右から入力1,2,3,4となっており、わが環境の場合はHDDレコーダ、Playstation2Wiiの順番で入れてある。
四番目はいまのところ未使用なので、D端子つきの機材がもうひとつ増えても対応できる。
...とはいえ、この手のアイテムは今後、またどんどん進化してHDMIが主流になっていくだろうから、この機材も含め、どの程度息が続くかという本質的な課題も懸念されるが。


天板にはいちおう、どのソケットが何番目についているかがわかるようなプリントが施されている。
ただし、実際にはプラグを直視ぜずに抜き差しするのは難しいので、この表示にどれほどの意味があるかははなはだ疑問。


フロントパネルのボタンを押してみると、かなりヤワな質感。
機構としては、どこかひとつを押すと押し込まれた状態となり、別のボタンを押すと先に押し込んであったボタンが飛び出してきて元に戻るという、ひと昔前の電化製品にはよく見られたつくり。
すなわち電子的に処理してあるのではなく、あくまでも内部で物理的に接点を変更させるようになっているらしい。
このデジタルのご時世に、とてもアナログな感じがしたが、このほうが故障には強いかもしれないという見方もできる。

AV関連のケーブルはそれなりに所有しているつもりだが、さすがに今回は一本足りなかった。
店頭で買っても良かった気もするが、それも急に面倒に思えてきてしまったので同時購入。
ELECOMはもともと、パソコンの周辺機器をメインにつくっていたような気がするが、最近はAVの分野でもよく見かけるようになった。
ほかの家電メーカの製品に比べて少々安価で、スッキリしたつくりになっているので、私はけっこう好感を持っている。
また、以前に買ったD端子ケーブルは堅くて扱いづらかったが、このケーブルはとても柔らかくできているのも利便性が高い。

だいたいこんなところである。