容疑者 室井慎次 其の弐

一般公開日当日、16:25の回をS席で鑑賞してきた。
一人2,000円也。

キャストは従来の「踊る大捜査線」どおりであるものの、なぜか全体的にあのテイストが感じられない。
監督が違うのがその要因であろうか。
なんだか別の邦画を観ているような気分になったのが正直なところ。

「超映画批評」というサイト http://movie.maeda-y.com/movie/00581.htm にレビューがあるが、大筋で私も同じようなことを感じた。
もっと云うならば、往年の人気に「胡座をかいて」いるのでは?と評してしまうのは厳しすぎるか。

実際のトコ、シリーズ一連ということで過度の期待をしていた自分が悪いのかもしれないが、それにしても正直云ってヒトにお勧めできない。
ただしこれは、映画全体に対してそう思ったというだけであって、筋書きやテーマそのものはよかったと思う。
彼を主人公にしたサイドストーリがあればおもしろいかも、と以前から思っていただけに、今回の映画に関しては残念。

一方、「室井のテーマ」である"G-Groove"は好きなので、映画とは切り分けたひとつのエンタテイメントと捉え、サントラは買おうかと思っている。

容疑者 室井慎次(初回限定盤)(DVD付)

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