"2.11" 牛丼復活

来週の11日(金)の一日だけ、待ち望まれていた吉野家の牛丼の復活があるらしい。
思えば昨年の同じ時期の供給がストップした日にも、わざわざいったん帰宅してクルマで喰いに出かけたのだった。
それからまだ一年しか経過していないのだが、牛丼が喰えないとわかっていながらも週に一度は昼食を摂りに吉野家に入る私にとっては、まさに一日千秋の思い。


三年半前の"9.11"からすれば、人々の衝撃・嘆き・悲しみの規模は比較すべくもない矮小なものかもしれないが、あえてこの日を"2.11"とでも呼びたくなるほど喜ばしいことである。


はっきり云って牛丼なんてものは、正常に供給されてさえいれば取るに足らないジャンクフードであることくらい、私にもわかっている。
しかしこの状況だと、人間とはつくづく「ないものねだり」の生き物だと思い知らされるというものだ。


そしてその"X-Day"まで、まだおよそ10日あるが、私はいま、なんとなくそわそわしている。