はじめてのパソコン 26:55

20年ほど前に買った、カシオの"PB-200"である。
何年ぶりかに引っぱり出してきて、ホコリを拭い、消耗していたバッテリを新しいものに交換してやった。
かといって実用するわけではないのだが...

これを見ると、ローティーンのころのさまざまな出来事が走馬燈のように脳裏を駆けめぐる。
そしてこれがあるからこそ、いまこうしてネットにつないでいる私がいると云っても過言ではない...と書こうと思ったが、実際まったくパソコンにさわったことがないヒトでもネットの住人になっている時代だし、これを持ってなかったからといって、いまパソコンをやっていないわけでもないだろう。

しかしこういうものを1980年代から触っていたヒトと話すと、とめどなく思い出話が出てくる。
へっぽこなこと、いろんな不便なこと...こういうのの積み重ねがあったからこそ、いまのようなだれでもコンピュータを使える環境ができたのだというのは紛れもない事実であろう。
「年季が違う」とでもいうんだろうか、こういうのは。